なぜFXは短期売買が当たり前なの?

FXをこれから始めよう、もしくは始めたばかりの初心者の方々には実にたくさんの素朴な疑問があります。その中でもよくあるのがトレードスタイルに関するもので、ここでは短期売買をピックアップしてみました。

FXといえばデイトレードやスキャルピング、それより長いスパンだとしてもスイングトレードといったように、なぜか短期売買がほとんどという傾向があります。これってなぜ?という疑問をお持ちになる方が出てくるのは当然だと思います。

FXとよく比較される株の世界では年単位で株を保有することも珍しくなく、スキャルピングのような超短期売買はむしろあまり見かけない気もします(実際にはあります)。

この理由を今回から数回にわたって解説したいと思いますが、まずは前提条件としてFXの投資先である外国為替市場には遠い将来を見越しづらいという特性があります。これが株との決定的な違いとも言えます。


FXの投資先である外国為替市場は、特にそのような取引所があるわけではなく世界各国にあるインターバンク市場を中心とした外貨両替市場の総称です。株であれば証券取引所がありますが、FXにはそのような取引所がないということです。

その時の実勢価格で外貨レートが決まり、売りと買いそれぞれの思惑で出された注文が一致した時に売買が成立します。FX投資家が注文を出した際、それが約定したということはその売買注文の反対注文がどこかから出ていてそれが成立したということです。

ここで少し考えていただきたいのですが、この仕組みで世界の通貨が売買されている現場で、遠い将来のレートを想像しながら売買している人がいるでしょうか。もちろんゼロではないと思いますが、ほとんどの市場参加者は目先のレートがどっちに動くかということ、目先の注文が成立するかどうかに最大限の関心を持つことでしょう。




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