FXコラム 仮想通貨巨額流出問題はFXに影響を及ぼす?その1

FX投資家の多くが関心を持っているといわれる、仮想通貨。その中でもとりわけ知名度の高いビットコインはテレビCMにもその名前が登場するほどのフィーバーぶりですが、そんなところに降ってわいたのが仮想通貨取引所としても知名度の高いコインチェックの巨額流出問題です。

FX投資家の方であれば騒動の存在をご存知かと思いますが、何が起きたのかよく分からないという方も多いと思います。事実、FX投資家の方からこの騒動について何が起きているのか教えてほしいというご質問をいただきました。まずは、この騒動のいきさつについてご説明したいと思います。

コインチェックから流出をしたのは、NEM(ネム)という仮想通貨です。ビットコインは大丈夫なの?というご質問もいただきましたが、根本的にビットコインとNEMは全く異なる通貨です。

FXで例えるなら、中堅クラスの通貨(韓国ウォンやブラジルレアルなど)で信用不安が起きた時、米ドルや日本円で信用不安が起きるかというと、影響はそれほどないでしょう。まずはその騒動の温度感を把握していただければと思います。

引き続いて、コインチェックのNEM流出問題についての解説です。FXに及ぼす影響をメインに解説しています。

あまり知られていないことですが、NEMは中国で活発に取引されている中国ゆかりの仮想通貨です。日本人が思っている以上に中国のキャッシュレス化は進んでおり、その流れでNEMも決済手段として広く普及する勢いを見せています。中国と言えば人民元ですが、自由にトレードできないことからあまり存在感がありません。その一方でNEMは中国マネーの過熱ぶりもあってネットトレードの世界では人民元よりも注目度が高いと言って良いでしょう。

さて、そのNEMがコインチェックから580億円分というとんでもない金額が流出しました。要はハッキングによってNEMの口座から移転させられてしまったのです。これだけの金額を銀行強盗団が強奪しようと思っても重さが6トンあるので不可能だそうですが、それを一夜にしてやってしまうところが仮想通貨ならではですね。

何よりも困ったのは、当のコインチェックもそうですが580億円分のお金を預けていた利用者です。








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